平成13年度CSEC研究発表会 =第15回=

コンピュータセキュリティ研究会(CSEC)研究発表会を下記の通り開催します。
研究会に関連する幅広い分野の方々の参加をお待ちしています。
■ 日時:平成13年12月21日(金)

■ 場所:情報処理学会 会議室(芝浦)
〒108-0023 港区芝浦3丁目16-20 芝浦前川ビル7F
最寄り駅 JR(山手線, 京浜東北線):田町(東口)下車徒歩7分
または、地下鉄(浅草線, 三田線):三田下車徒歩10分
TEL 03-5484-3535

■ 発表内容
(発表件数:6件)


12月21日(金)

13:00〜16:15

(1)電子メール自動暗号化処理サーバの拡張について(4)
○山口 光平、畑中 雅彦(室蘭工大)
概要:ネットワーク組織を対象として電子メールの自動暗号化処理を行なうサーバを用いて、携帯端末を通信対象とした暗号化メール通信を実現する。

(2)着信ポート番号のランダム化によるサーバー防衛
○力武 健次、菊地 高広、永田 宏、濱井 龍明、浅見 徹(KDDI研)
概要:本発表では着信するポート番号をランダム化することで、サーバーのDoS攻撃などへの耐性をより高める方法について考察する。

(3)セキュアなJavaソースコードの作成とその監査手法
○児島 尚、鳥居 悟 (富士通研)
概要:セキュアなJavaソースコードを作成するためのガイドラインとこれに則った監査ツールに関して、その構築にむけた検討結果を報告する。

(4)Webサーバ防御ツールの実用性評価
○三友 仁史,鳥居 悟,小野 越夫 (富士通研)
概要:外部からの不正アクセス攻撃に対してWebサーバを防御するツールに関して,実現機能の検証及び実用性評価の結果を報告する.

(5)サーバーの不正を検出できるディジタルタイムスタンプ方式
○山田 明、清本 晋作、田中 俊昭、中尾 康二 (KDDI研)
概要:本発表では、従来のディジタルタイムスタンプに関して、申請者の不正、発行者の不正などさまざまな不正を困難とする方式を提案する。

(6)契約時に添える付加的なMACに関する総合的分析
○小森 旭、松浦 幹太、須藤 修  (東京大学)
概要:PKIを用いた電子商取引において,証拠性を高めるために電子署名とは別に新たに加えたMACについて,技術的・社会科学的な分析を行う.

(7)ネットワーク上のローカルマネーシステムの提案
○秋山和隆 並河岳史 手塚一郎 菊池宏徳 山根信二 村山優子 (岩手県立大学)


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