■CWS企画セッション開催報告

研究分野としてのシーサート活動の可能性


日時:2018年10月23日(火) 15:10〜16:30
場所:ホテルメトロポリタン長野 【会場B】浅間B
会合:コンピュータセキュリティシンポジウム2018(CSS2018)

主催:情報処理学会 セキュリティ心理学とトラスト研究会 (SPT)
協力:電子情報通信学会 情報通信システムセキュリティ研究会 (ICSS)
協力:日本情報経営学会


[概要]
サイバーセキュリティ対策の一環として、CSIRT(シーサート)が注目されているが、シーサートに規格はなく、シーサートの目的、立場、活動範囲、法的規制などの違いから、それぞれの組織において独自に実装し活動している状況にある。すなわち、シーサートやシーサート活動が体系化されているわけではないこと、技術だけではなく、組織、法律など幅広く学術系での異分野交流を図ることのできる研究分野であり、未着手の研究分野であると言える。本セッションでは、現状のシーサート/シーサート活動について有識者による講演とパネル討論を通じて、研究分野としてのシーサート活動の可能性や期待について議論する。

研究分野としてのシーサト活動の可能性 〜 パネルディスカッション〜


[トピック1:研究のきっかけを探そう!]
問題提起も含め、パネリストの意見を聞いてみよう。

組織論からのシーサート活動について
中西晶(明治大学)

CWS@CSS 組織論の視点からみた CSIRT

海外連携の側面からのシーサート活動について
梅村香織(JPCERT/CC)

企業におけるシーサート活動について
茂岩祐樹(DeNA CERT)

企業におけるCSIRT活動と研究への期待

学術機関におけるシーサート活動について
宮本貴朗(大阪府立大学)

学術機関におけるCSIRT活動


[トピック2 (a):シーサート関係者と研究者との協働の場を作ろう!]
実務と研究との橋渡し

製品セキュリティと研究活動
木藤圭亮(三菱電機/ICSS)

製品セキュリティと研究開発

パネルディスカッション
実務と研究との距離感って、なんですか?
参加者(実務)のみなさまへ、「研究への期待ってなんですか?」
参加者(研究者)のみなさまへ、「実務への期待ってなんですか?」


[トピック2 (b):シーサート関係者と研究者との協働の場を作ろう!]
シーサート活動として今後注目すべき分野

パネルディスカッション
シーサート関係者からみた、気になる分野(人材、研究、組織体制など)は何ですか?
学術関係者からみた、シーサート団体に協力してもらいことって何ですか?
参加者のみなさまへ、「心配事ってなんですか?」

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Last modified: 2018/11/14 01:06:16