作成方法
PDFファイルの作成には、なるべく以下の方法のいずれかをご利用下さい。各アプリケーションの操作についてはここでは解説しません。アプリケーションツールからPDFファイルの作成については
奥村氏のページが参考になります。
- Adobe Acrobat Distiller を使用する(推奨)
- dvipdfm (dvipdfmx) を使用する
やむを得ず他のアプリケーションを使用される場合には、表示・印刷上の問題に十分ご注意下さい。いくつかのアプリケーションでは次のような既知の問題が知られています。
- PDF Writer では、文字コードやレイアウトに関して表示・印刷上の問題が起きる可能性があります。
- ps2pdf では、フォントがビットマップで扱われるために印刷品質が低下することがあります。
注意事項
- 日本語フォントは明朝、ゴシックのみとします。それ以外の日本語フォントの使用はご遠慮下さい。欧文フォントについても Times New Roman, Arial, Symbol, Courier New, Helvetica などの一般的なフォントを使用してください。フォントによっては、ライセンスにより埋め込みが禁じられているものがあります。そうしたフォントの利用は避けてください。
- オプション設定時にはフォントはすべて埋め込むとしてください。最終的に埋め込まれない場合にはそのままにしてください。
PDFファイルにおけるフォントの使用状況や埋め込み状況は、Acrobat Reader では、「ファイル」から「文書のプロパティ」、続いて「フォント」を選択すると表示されます。最後に、フォント一覧のボタンを押してください。

- 機種依存文字ならびにJIS第2水準を越える漢字は使用しないように注意してください。
- セキュリティ設定は使用しないで下さい。
- 写真や画像を含む場合には、PDFファイルの作成時に適切なオプションを指定し品質劣化を防止してください。
- ファイルサイズは最大2MBytesまでにして下さい。但し,画像の品質などが劣化する場合はこの限りではありません。
- しおりや注釈は使用しないで下さい。
- PDFファイル作成後は,必ずAdobe Acrobat Reader で表示でき,印刷できることを確認してください。