CSS2025では、すべての参加者が安心して自由な意見交換ができるよう、CSS2025行動規範にもとづき、ハラスメント防止委員会とハラスメント相談窓口を設置し、ハラスメント防止に取り組みます。参加者同士が、過度に委縮することなく、安心して自由な意見交換ができるよう皆様のご理解とご協力を何卒よろしくお願いいたします。
本取組みは2025年度からの試行的な取組みであり、必要に応じて改訂される可能性がある旨ご承知おきください。また、改善に向けたご意見も下記相談フォームからお寄せいただけますと幸いです。
ハラスメントを受けた方は、オンライン中はサービスから抜ける、対面中はその場から去るなどして全力で逃げる。質疑を途中で中断したとしても不利益とはなりません。逃げることを優先してください。
可能であれば、周囲の座長やスタッフに連絡してください。オンライン中は、ダイレクトチャット等を活用してください。
落ち着いたら ハラスメント相談窓口 へ連絡してください。
ハラスメントを受けた・目撃した、ハラスメントに関する相談を受けた、あるいはその他不適切な行動を報告したい場合は、CSS2025ハラスメント相談窓口にご連絡ください。速やかな報告が、迅速かつ適切な対応につながります。
ご連絡いただいた内容につきましては、個人情報保護を最優先し、機密保持に努めます。なお、連携の必要に応じて学会担当者(法務担当者、顧問弁護士など必要最小限にとどめます)に共有することがありますので予めご了承ください。
(情報処理学会は健全な法人運営のために、弁護士、社労士と顧問契約を締結しています。)
コンピュータセキュリティシンポジウム(CSS)は、以下に示す「ハラスメント防止方針」に基づき運営されます。
ハラスメント防止方針
CSSの活動において、多様なアイデアを自由に意見交換することは必要不可欠です。そのためには、多様性を尊重し、すべての参加者にとって安全で快適な環境を提供することが必要です。
本方針は、以下を含むすべてのCSS関連活動に適用されます:
- シンポジウム本会議、ワークショップ、懇親会などの公式イベント
- 実行委員会、プログラム委員会等の会議
- CSSに関連するすべての通信・出版物(メーリングリスト、ソーシャルメディアを含む)
CSSの活動において期待される行動
前掲の活動に関与するすべての参加者には、以下を守ることが求められます:
- 発言や行動において、他者への配慮と敬意を持つ
- 他者を傷つける、中傷する、差別する、または威圧する言動を控える
- 周囲の状況や他の参加者に注意を払う
- 危険な状況や、困っている人、不適切な行動を目にした場合は、たとえ些細に見えても、CSS実行委員会ハラスメント相談窓口に報告する
不適切な行動
不適切とされる行為には、以下が含まれます:
- 虐待:個人の参加を妨害したり、恐怖を与える行為(脅迫、威圧、いじめ、ストーキング等)
- 差別的ハラスメント:人種、民族、属性、学歴、宗教、国籍、年齢、性別、性的指向、障害等に基づく差別や侮辱
- 性的ハラスメント:歓迎されない性的接触や言動(例:不適切な身体接触、外見に対する侮辱的な発言、性的画像の配布)
- アカデミックハラスメント:会議、休憩場所、および懇親会の場などにおいて、上下関係を利用した意見の押し付け、批判、精神的圧迫
- パワーハラスメント:立場や上下関係を利用した意見の押し付け、命令、批判、精神的圧迫、公衆の面前での批判、非難
- アルコールハラスメント:CSS主催の懇親会やCSS2.0などのイベント、およびその後の二次会等の場における、飲酒の強要。
また、以下も不適切な行動に該当します:
- 威圧的、嫌がらせ的、中傷的、差別的、または侮辱的な発言や行動
- 差別的、屈辱的、有害な発言、書き込み、または視覚イメージの提示
- 不適切な性的言動または身体的接触
- ストーキング、嫌がらせ目的の撮影や録音
- 発表やイベントの妨害
- 望まれない注意・接触
- 身体的暴力やその脅迫
- 職業的・経済的損害に関する脅迫
意図的でない場合でも、ハラスメントとなりうることに注意してください。冗談や「褒め言葉」としての発言でも、周囲に不快感を与える可能性があります。
不適切な行動への措置
CSS実行委員会は、不適切な行動が確認された場合、以下の対応を取る権利を有します:
- 該当者を当該イベントから即時退場させる(警告・返金なし)
- 今後のCSS関連イベントへの参加禁止
また、虚偽の申し立てを行った場合についても、適切な対応が行われます。
苦情申し立て
もし、不適切に行動規範違反を指摘されたと感じた場合は、CSS実行委員会ハラスメント相談窓口に簡潔な説明とともに申し立ててください。申し立て内容は慎重に調査され、適正に処理されます。
免責事項
この行動規範は、CSSにおける発表内容や研究内容に関する自由な議論を制限するものではありません。あくまで参加者の不適切な行動に適用されるものです。