ワークショップの目的
デジタル社会の進展により、従来の「信頼」の枠組みのみでは対応しきれない課題が増えています。IoTやAI、ブロックチェーンなどの技術が社会に浸透し、様々なやり取りがデジタル化される中で、新たなトラストのあり方が求められています。
このような課題に対し、情報セキュリティ技術はリスクを低減する中核的な役割を担い、特に暗号技術は検証可能なトラストの基盤として注目されています。一方で、技術だけではなく、制度設計や社会受容性の観点からの人文・社会科学的アプローチも不可欠です。
本ワークショップ(TWS:トラストワークショップ)は、これらの分野を密接に連携させることで、デジタル社会にふさわしいトラストの構築を目指します。そのために、分野横断的な研究人材の育成と、持続的なコミュニティ形成を目的としています。
イベント
IPSJ連続セミナー2025 第11回 デジタル社会を支える新たなトラスト ~技術と社会の両面から~
TWS準備委員会
島岡政基 (セコム)
満塩尚史 (順天堂大学)
稲村勝樹 (広島市立大学)
阿部涼介 (慶應義塾大学)
関連ページ
情報処理学会 セキュリティ心理学とトラスト研究会(SPT研究会)
情報処理学会 コンピュータセキュリティ研究会(CSEC研究会)