協賛組織
Hitachi Incident Response Team
株式会社コムワース
トレンドマイクロ株式会社
NTTグループ
IIJ

Call for Participation

概要

一般講演論文セッションテーマ

CSS2010では以下のテーマに関して150件を超える一般発表が42セッションで行われます(MWS2010含む).
(01) 暗号・評価 (02) 署名・暗号プロトコル (03) 情報ハイディング
(04) ネットワーク監視・追跡 (05) コンピュータウィルス (06) Web・メールセキュリティ
(07) アクセス制御 (08) 認証・バイオメトリックス (09) セキュリティ設計・実装
(10) OS・仮想化 (11) ハードウェア (12) ユビキタスセキュリティ
(13) 電子商取引 (14) コンテンツ保護 (15) ソフトウェア保護
(16) リスク分析・セキュリティポリシー (17) セキュリティ評価・監査 (18) 個人情報・プライバシー保護
(19) フォレンジクス (20) セキュリティ教育・法律 (21) 心理学とトラスト
(22) その他

特別講演

特別講演1 ― 座長:森川 良孝(岡山大学)
タイトル 片岡球子描く「面構」をめぐって
講演者 鍵岡 正謹 氏(岡山県立美術館 館長)
概要 「面構」と書いて「つらがまえ」と読む. この強い言葉で,日本画家・片岡球子が《面構 足利尊氏》《面構 足利義満》《面構 足利義政》を第51回日本美術院展に発表したのは,昭和41(1966)年,61歳のときであった. 室町幕府を代表する3将軍の坐像を大画面にあふれんばかりに描いた作品は,大変な評判をよんだ. 以来,片岡球子は白隠ら宗教家,北斎ら浮世絵師,それに雪舟ら日本歴史上の「面構」を発表し続けた.
 片岡球子があえて歴史肖像画と呼ばないで,「面構」として,対象の人物の顔貌をデフォルメしながら個性ある人物表現は,芸術家が歴史上の人物を見る眼と表現の独自性を発揮して面白い. 片岡が「面構」で人間の顔から何を表現したかったのかを考えてみる.
特別講演2 ― 座長:松浦 幹太(東京大学)
タイトル 法律と情報セキュリティ 〜もしシャノンが法律を作れば〜
講演者 林 紘一郎 氏(情報セキュリティ大学院大学 学長・教授)
概要 誰にとっても,専門分野以外のことを,正当に評価することは難しい. 過大な期待を抱いたり,過小評価に陥ったりしがちである. 専門家が無視する部分が重要だと思ったり,学会では中心的課題と考えられている部分の,大切さが分からなかったりする. 法律と情報セキュリティの関係も然り. というよりも,事態はもっと複雑でさえある. 講演者は,理系が多い大学院で法律を教えて7年. その経験を生かして,シャノンの眼から見れば,法律がどう映るかを起点にして,分かりやすく解説する.

キャンドルスターセッション(CSS×2.0)

各種CFPや地域情報,お蔵入りネタ,ユーモア,研究者の叫びなどを募集します.
1件1〜7分の予定です.募集期間は9月28日(火)から10月19日(火)16:00までとなります. 募集要項については別途ホームページにてアナウンスします. 皆様からの積極的なご応募をお待ちしております.

デモンストレーション(ポスター)セッション

デモンストレーション(ポスター)セッションでは,3件のポスターを含む8件の展示が行われます. ネットワークセキュリティや情報セキュリティ関連のCSSならではの展示が充実しています. 最先端の技術を間近で体験できる絶好の機会ですので奮ってご参加ください.

MWS2010とMWS Cup

マルウェア対策研究人材育成ワークショップ2010(MWS2010)がCSS2010と合同で開催されます. MWS2010は,サイバークリーンセンターで収集しているボット観測データや,マルウェアの動作記録データ,Web感染型マルウェアの観測データを「研究用データセット」として,発表者が同じデータセットを用いて研究発表を行うワークショップです.マルウェアの検体解析,感染手法の解析,ボットの活動傾向の把握などに関する研究発表が予定されています. (http://www.iwsec.org/mws/2010/
 さらに研究用データセットを活用した取り組みとして,MWS Cupを開催します. これは,研究用データセットの一部を競技用データとして,ボットやWeb感染型マルウェアの観測データを解析する手法と結果を競います.


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