CSS2023論文賞 受賞者
CSS2023最優秀論文賞
1B4-4 : マルチタスク学習による表層情報を軸としたマルウェアの系統樹の作成手法の提案
2D3-5 : IPv6大規模セキュリティ調査のための多種ポート対応スキャンフレームワーク
CSS2023優秀論文賞
1C3-4 : ベイジアンニューラルネットワークのプライバシーリスク
1E3-1 : 多色カードを用いた効率的な対称関数プロトコル
2D1-2 : 脆弱なコードクローン検知技術を用いたオープンソースソフトウェアに内在する脆弱性の実態調査
2G4-3 : ブロックチェーンネーミングサービスにおけるトップレベルドメイン名前衝突の調査
3B2-5 : Androidアプリ向けSDKのガイダンスと実動作間の不一致の半自動検知
3D3-5 : プライバシーポリシーに使用される技術用語および個人情報保護法に対するユーザの理解度の調査
3E1-2 : 耐量子計算機暗号への移行に関する海外の動向
4F2-4 : プロンプト・チューニングは大規模言語モデルの安全性を高めるか?
CSS2023学生論文賞
1C3-1 : Improving the Performance of Deep Learning Image Classification Applied with Homomorphic Encryption
1E4-5 : 数独に対するシャッフル3回のゼロ知識証明
2E4-3 : 分散型SNSプロトコルNostrに対する改ざん攻撃
2F2-5 : Web検索から偽ショッピングサイトへの誘導の実態調査
2F3-5 : IPv6環境におけるIoT機器へのインターネットからの攻撃可能性に関する予備的調査
2G4-1 : NFTドメインの大規模実態調査
3D2-4 : 非専門家との検索可能暗号の説明資料の作成とユーザ調査
3F1-2 : モデル抽出攻撃の新たな評価指標に向けた決定境界の可視化
3F2-2 : 物理的に実現可能な特徴をトリガーとしたクリーンラベルバックドア攻撃
3F2-3 : Deepfake検出に最適なニューラルネットワーク構造の自動探索
4B1-2 : モノの中の戦い:IoT機器への攻撃の長期観測による マルウェアの生存競争の調査
CSS2023コンセプト研究賞
2G2-2 : Bitcoin が示す可用性の背後に何があるか
4F2-1 : 入力時の日本語と英語の差異がChatGPTで生成するコードの安全性に与える影響の考察
CSS2023奨励賞
1B4-1 : マルウェア動的解析システムAlkanetのWSL1への拡張
2C1-2 : Privacy amplification via shuffled check-ins
2D2-3 : SBOMの大規模実態調査に基づくソフトウェア透明性評価の検討
2E2-2 : メモリサイズが最小の置換ベース決定的認証暗号
2E3-2 : リング署名から複数検証者指定署名の ブラックボックス構成不可能性
3D3-3 : オンライン詐欺と犯罪へ誘導するSNS投稿文の類型化と特徴の分析
3F2-4 : マボロシオロシ: 自律飛行型ドローンを標的とした投影攻撃の分析とロバストな対策手法の提案
4B2-2 : 実行ファイルにおける関数配置順序のランダム化によるコード再利用攻撃への耐性向上手法の提案
4E2-4 : ナノ人工物メトリクスの耐クローン性:シンプルな白色干渉計の有効性
4E1-1 : 人種間の公平性を考慮した顔認証距離学習
4F1-3 : 大規模言語モデルによるセキュリティ対策の視覚認知メカニズムのモデル化に向けた検討
MWS2023ベストプラクティカル研究賞
3B3-3 : 大規模言語モデルを用いた静的解析の支援可能性検証
OWS2023研究賞
2D2-1 : IETF SUIT Encrypted PayloadsとMultiple Trust Domainsによる暗号化されたファームウェア配信
BWS2023イノベーション研究賞
2G2-1 : Bitcoin を用いたエコシステムのセキュリティ評価に向けた特徴分析
表彰について
CSS2023では論文集に掲載されたすべての論文を対象に下記の賞を設けています.なお論文執筆要領を著しく逸脱した論文は審査対象とならないことがあります.
CSS論文賞
CSS最優秀論文賞,CSS優秀論文賞,CSS学生論文賞,MWS優秀論文賞,MWS学生論文賞,PWS優秀論文賞,PWS学生論文賞,UWS優秀論文賞,UWS学生論文賞があります.詳しくは,CSS論文賞についてをご参照ください.
CSSコンセプト研究賞
論文集に掲載されたすべての論文を審査対象とし,論文賞には到らなかったが,新規性が極めて高い論文がある場合に表彰します.本賞はCSEC主査から授与されます.
CSS奨励賞
論文集に掲載されたすべての論文を審査対象とし,論文賞には到らなかったが,評価者の評価が高かったもの,新規性の評価が高かったものを,今後への期待や激励の意味を込めて表彰します.本賞はCSEC主査から授与されます.
MWSベストプラクティカル研究賞
MWSセッションにおける発表論文のうち,研究成果の実用性が高いと評価された論文を表彰します.詳しくは,MWS2023のWebページをご参照ください.本賞はMWS2023プログラム委員長から授与されます.
OWS研究賞
OWSセッションにおける発表論文のうち,論文としての新規性と信頼性に加え,特に実用性の高さとOSSコミュニティへの貢献が高いと評価された論文を表彰します.詳しくは,OWS2023のWebページをご参照ください.本賞はOWS2023実行委員長およびCSS2023 OWSトラックチェアから授与されます.
BWSイノベーション研究賞
BWSセッションにおける発表論文のうち,ブロックチェーンセキュリティにおける「新たな視点・学際的な技術融合に関する研究・開発」が高く評価された論文を表彰します.選奨規定など詳しくは,BWS2023のWebページをご参照ください.本賞はBWS2023実行委員長から授与されます.
CSS論文賞について
本シンポジウムでは,コンピュータセキュリティ技術の発展や啓発に寄与する論文の著者を表彰することを目的としたCSS論文賞を設けております.CSS論文賞には,新規性,信頼性,実用性等を兼ね備える優秀論文を表彰するCSS最優秀論文賞及びCSS優秀論文賞と,将来性のある学生を奨励するCSS学生論文賞,そしてMWS2023プログラム委員会,PWS2023プログラム委員会,UWS2023プログラム委員会が選考する論文賞があり,会期中の表彰式にて同年の論文賞を表彰しております.各論文賞の要件は次のとおりです.
-
CSS最優秀論文賞(2件以内)
論文集に掲載されたすべての論文を審査対象とし,新規性,信頼性,実用性等の観点で特に優れた論文が発表された場合,その著者を表彰します.過去の受賞経歴を問いません. -
CSS優秀論文賞(5件程度)
論文集に掲載されたすべての論文を審査対象とし,新規性,信頼性,実用性等の観点で優れた論文の著者を表彰します.過去の受賞経歴を問いません. -
CSS学生論文賞(8件程度)
論文集に掲載された論文のうち,講演者が学生の論文を審査対象とし,新規性,信頼性,実用性等の観点で優れた論文の著者を表彰します.ただし,過去に学生論文賞を受賞した者が講演する論文は本賞の審査対象とはなりません.また,発表申込時点において社会人としての活動が51%以上である者もCSS学生論文賞の対象外となります(博士課程や修士課程に在籍する社会人学生など.社会人とは,職に就いている者,すなわち給料,賃金,報酬,その他の経常的な収入を目的とする仕事に就いている者.学振特別研究員等の学生であることを前提とした制度による収入は,経常的な収入には含めません). -
MWS優秀論文賞,MWS学生論文賞(各1件以内)
MWS2023プログラム委員会により選考され,それぞれCSS(最)優秀論文賞,CSS学生論文賞に推薦されます.詳しくは,MWS2023のWebページをご参照ください. -
PWS優秀論文賞,PWS学生論文賞(各1件以内)
PWS2023プログラム委員会により選考されます.それぞれCSS(最)優秀論文賞,CSS学生論文賞に推薦される場合があります.詳しくは,PWS2023のWebページをご参照ください. -
UWS優秀論文賞,UWS学生論文賞(各1件以内)
UWS2023プログラム委員会により選考され,それぞれCSS(最)優秀論文賞,CSS学生論文賞に推薦されます.詳しくは,UWS2023のWebページをご参照ください.
CSS最優秀論文賞及びCSS優秀論文賞とCSS学生論文賞の選考は,当該分野に関して高い専門的知識を有する査読者2名による1次評価,各トラックのプログラム委員会による2次評価,トラック横断で各賞を最終選考する3次評価の3段階からなります.