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招待講演―Invited Talk―

 

講演タイトル

量子アニーリングによる量子コンピュータ開発の現状と展望

 

講演者

西森 秀稔
東京工業大学 科学技術創成研究院 教授
東北大学 大学院情報科学研究科 教授

 

日時

2020年1月28日(火) 13:30~14:15

 

会場

ザ クラウンパレス高知:花の間(3階)

 

講演概要

    量子コンピュータは、異なる状態が同時に生じるという微小な世界の奇妙な性質を利用して、ある種の計算を高速に行う装置である。まだ実用レベルに達しているとは言い難いが、その潜在的な可能性が注目を浴びつつある。その原理の説明から始めて、研究開発の現状を紹介し、乗り越えるべき困難や今後の見通しを概観する。主に、量子アニーリングと呼ばれる方式について語るが、もう一つの量子ゲート方式についても短く触れる。

略歴

    1977年、東京大学 理学部物理学科 卒業。1982年、東京大学 大学院理学系研究科博士課程 修了(理学博士)。1981年、米国 カーネギー・メロン大学 博士研究員。1982年、米国 ラトガース大学 博士研究員。1984年、東京工業大学 理学部 助手。1990年、東京工業大学 理学部 助教授。1996年、東京工業大学 理学部・大学院理工学研究科 教授。2018年より東京工業大学 科学技術創成研究院 教授 および 東北大学 大学院情報科学研究科 教授(クロスアポイントメント)。

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