運営体制について
MWS 2011 から、MWS のオープン化、運営の定常化、CSS との融合の実現に向け、情報処理学会コンピュータセキュリティ(CSEC)研究会の配下に、MWS 組織委員会を設置しました。MWS 組織委員会は、長期的な視点で、これらの課題を解決しつつ、MWS の全体的な運営を担当し、MWS 2019 実行委員会は、その年度のワークショップ開催の運営を担当することになります。
MWS 2019 実行委員会
実行委員長
実行委員
神薗 雅紀 | 情報通信研究機構 |
高田 雄太 | デロイトトーマツサイバー合同会社 |
畑田 充弘 | 日本電信電話株式会社 |
羽田 大樹 | NTTセキュリティ・ジャパン株式会社 |
東 結香 | トレンドマイクロ株式会社 |
松木 隆宏 | 株式会社エヌ・エフ・ラボラトリーズ |
プログラム委員長
プログラム委員
市野 将嗣 | 電気通信大学 |
岩本 一樹 | セキュアブレイン |
大坪 雄平 | 警察庁/情報セキュリティ大学院大学 |
岡田 雅之 | JPNIC |
押場 博光 | 株式会社FFRI |
面 和成 | 筑波大学 |
折田 彰 | 日立システムズ |
川口 信隆 | 株式会社日立製作所 |
齋藤 彰一 | 名古屋工業大学 |
佐藤 将也 | 岡山大学 |
芝原 俊樹 | NTTセキュアプラットフォーム研究所 |
嶋田 創 | 名古屋大学 |
田辺 瑠偉 | 横浜国立大学 |
千葉 大紀 | NTTセキュアプラットフォーム研究所 |
羽田 大樹 | NTTセキュリティ・ジャパン株式会社 |
牧田 大佑 | 情報通信研究機構 |
松中 隆志 | KDDI総合研究所 |
企画委員長
企画委員
秋山 満昭 | NTTセキュアプラットフォーム研究所 |
荒木 粧子 | 株式会社ソリトンシステムズ |
大月 勇人 | NTTセキュリティ・ジャパン株式会社 |
押場 博光 | 株式会社 FFRI |
笠間 貴弘 | NICT |
高田 雄太 | デロイトトーマツサイバー合同会社 |
寺田 真敏 | 株式会社日立製作所 |
中津留 勇 | SecureWorks Japan 株式会社 |
MWS Cup 問題作成支援委員
早川 宏志 | 株式会社ソリトンシステムズ |
村瀬 昌次 | 株式会社ソリトンシステムズ |
石淵 一三 | 株式会社日立製作所 |
石丸 傑 | 株式会社カスペルスキー |
中川 恒 | 株式会社 FFRI |
茂木 裕貴 | 株式会社 FFRI |
松木 隆宏 | 株式会社エヌ・エフ・ラボラトリーズ |
保要 隆明 | 株式会社エヌ・エフ・ラボラトリーズ |
阿部 航太 | 株式会社エヌ・エフ・ラボラトリーズ |
皆川 諒 | 株式会社エヌ・エフ・ラボラトリーズ |
小池 倫太郎 | NTTセキュリティ・ジャパン株式会社 |
中島 将太 | 株式会社サイバーディフェンス研究所 |
忠鉢 洋輔 | 株式会社アクティブディフェンス研究所 |
古川 和祈 | 電気通信大学 |
MWS 組織委員会
組織委員長
委員
小山 覚 | NTTコミュニケーションズ(株) |
寺田 真敏 | (株)日立製作所 |
鳥居 悟 | (株)富士通研究所 |
則武 智 | ICT-ISAC Japan |
畑田 充弘 | 日本電信電話株式会社 |
松浦 幹太 | 東京大学 |
松坂 志 | (独)情報処理推進機構 |
真鍋 敬士 | JPCERTコーディネーションセンター |
研究用データセット活用WG
(敬称略) | |
(独)情報処理推進機構 | 入澤 松坂 |
情報通信研究機構 | 井上 衛藤 笠間 三輪 |
産業技術総合研究所 | 須崎 渡辺 |
JPCERT コーディネーションセンター | 真鍋 |
警察庁 | 大坪 |
(株)アクティブディフェンス研究所 | 忠鉢 |
(株)インターネットイニシアティブ | 齋藤 鈴木 永尾 |
NRIセキュアテクノロジーズ(株) | 伊藤 寺村 |
NTTコミュニケーションズ(株) | 大村 加藤 小山 須藤 高橋 田中 則武 畑田 |
NTTセキュリティ・ジャバン(株) | 羽田 森下 |
(株)NTTデータ | 重田 宮本 |
(株)FFRI | 鵜飼 松木 |
(株)MCセキュリティ | 大西 |
キヤノンITソリューションズ(株) | 長谷川 |
KDDI(株) | 竹森 松中 |
(株)構造計画研究所 | 嶌田 |
(株)サイバーディフェンス研究所 | 大徳 |
(株)セキュアブレイン | 岩本 |
SecureWorks | 中津留 |
セコム(株) | 稲垣 島岡 澗潟 |
SECCON実行委員会 | 竹迫 |
(株)ソリトンシステムズ | 荒木 |
デジタルアーツ(株) | 桑原 高橋 |
(株)東陽テクニカ | 末次 |
トレンドマイクロ(株) | 新井 萩原 東 |
日本電気(株) | 高橋 山形 |
日本電信電話(株) セキュアプラットフォーム研究所 | 秋山 岩村 大月 神谷 高田 |
(株)PFU | 小出 羽藤 道根 山下 |
PwCサイバーサービス合同会社 | 神薗 村上 |
(株)日立製作所 | 川口 寺田 |
(株)富士通研究所 | 海野 鳥居 東角 |
(株)富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ | 青木 秋野 石津 須永 林 |
日本マイクロソフト(株) | 小野寺 |
三菱重工業(株) | 安西 |
三菱電機(株) | 北澤 山本 |
楽天(株) | 福本 |
(株)ラック | 金子 長野 |
(株)リクルートテクノロジーズ | 六宮 |
青山学院大学 | 宮治先生 |
石川工業高等専門学校 | 小村先生 |
岩手大学 | 中谷先生 |
岩手県立大学 | 高田先生 成田先生 |
愛媛大学 | 甲斐先生 |
大阪大学 | 松岡先生 矢内先生 |
大阪電気通信大学 | 竹内 |
大阪府立大学 | 宮本先生 |
岡山大学 | 山内先生 |
鹿児島大学 | 下園先生 |
金沢大学 | 満保先生 |
関西大学 | 桑門先生 小林先生 |
木更津工業高等専門学校 | 米村先生 |
岐阜大学 | 原山 |
九州大学 | 川本先生 櫻井先生 ヴァスコンセロス先生 フォン先生 |
九州工業大学 | 池永先生 小出先生 佐藤先生 中村先生 |
京都産業大学 | 秋山先生 |
熊本大学 | 有次先生 |
熊本高等専門学校 | 小島先生 |
慶應義塾大学 | 河野先生 砂原先生 武田先生 土居先生 |
神戸大学 | 小澤先生 白石先生 高野先生 森井先生 |
国立情報学研究所 | 高倉先生 |
埼玉大学 | 大久保先生 |
佐賀大学 | 廣友先生 堀先生 |
静岡大学 | 西垣先生 |
芝浦工業大学 | 新津先生 |
情報セキュリティ大学院大学 | 田中先生 橋本先生 |
千葉大学 | 梅澤先生 大澤先生 |
千葉工業大学 | 屋代先生 |
中央大学 | 辻井先生 |
筑波大学 | 大山先生 岡本先生 面先生 川島先生 川原崎先生 佐久間先生 西出先生 |
津田塾大学 | 村山先生 |
電気通信大学 | 市野先生 高田先生 吉浦先生 |
東海大学 | 石井先生 中嶋先生 |
東京大学 | 柴山先生 中尾先生 細井先生 松浦先生 満永先生 宮本先生 |
東京工科大学 | 宇田先生 亀田先生 布田先生 |
東京工業大学 | 小池先生 田中先生 |
東京情報大学 | 河野先生 岸本先生 布広先生 花田先生 山口先生 |
東京電機大学 | 猪俣先生 佐々木先生 宮保先生 |
東京都市大学 | 塩本先生 |
東京理科大学 | 金子先生 武田先生 |
東邦大学 | 金岡先生 |
東北大学 | 岩沼先生 |
東北工業大学 | 角田先生 |
徳島大学 | 大平先生 谷岡先生 |
鳥取大学 | 高橋先生 |
富山大学 | 沖野先生 |
名古屋工大学 | 齋藤先生 |
奈良先端科学技術大学院大学 | 門林先生 |
南山大学 | 奥村先生 河野先生 後藤先生 |
新潟県立大学 | 高原先生 |
はこだて未来大学 | 高橋先生 中村先生 新美先生 |
弘前大学 | 長瀬先生 |
防衛大学校 | 中村先生 三村先生 |
法政大学 | 金井先生 |
北陸先端科学技術大学院大学 | 篠田先生 |
北海道大学 | 飯田先生 |
室蘭工業大学 | 董先生 |
明治大学 | 秋岡先生 菊池先生 |
山形大学 | 小山 |
横浜国立大学 | 松本先生 吉岡先生 |
立命館大学 | 上原先生 毛利先生 |
早稲田大学 | 後藤先生 森先生 |
MWS 組織委員会設立趣意書
2011年07月13日
松浦幹太 (東京大学)
篠田陽一 (北陸先端科学技術大学院大学)
インターネットの世界では毎日のようにより巧妙な仕組みを取り入れた
マルウェアの亜種や新種が登場している。
このような環境の中で、マルウェア対策の研究を発展させていくために
は、最新のマルウェア検体を入手し、そのプログラムを解析し感染や被害
に至る仕組みを解明し、それら研究成果の情報共有を行う取組が求められ
る。
研究分野は異なるが、細菌研究においては検体の入手と管理が極めて慎
重に行われている一方で、細菌学教育用菌株の分譲が行われており、研究
目的で菌株の提供を受けることができる。
セキュリティ研究の分野では、このような仕組みが無かったことから、
サイバークリーンセンターの成果の一部であるマルウェア検体の情報や攻
撃通信記録が、三ヶ年に渡って信頼のおける研究機関に提供され、これら
情報を教材とした研究成果の発表会としてMWSを開催してきた。
また、互いの研究成果を情報共有するだけでなく、攻撃通信等の解析技
術を競うMWS Cupを開催した。MWS Cupでは自らの研究成果を最大限に
発揮し、持てる技術や知恵を尽くして、解析の速さ、正しさ、美しさを競
争することで、自己の研究成果と課題を客観的に確認する貴重な場となっ
た。
これらの MWS の取り組みは、我が国のセキュリティ研究・開発分野の
発展に貢献する実践的な取り組みとして、産官学のマルウェア対策に関わ
る専門家から多くの支持や評価を受けている。
CSEC 研究会では、上記取り組みを継承し発展させることで、世界に手
本を示せるセキュリティ研究のスキーム構築を目的とし、CSEC内にMWS
組織委員会等の機構を設置することとする。
以上