UWS2025開催概要
参加登録
論文投稿登録
- 論文発表申込締切(アブストラクト):2025年8月1日(金) 24:00
- 最終原稿締切(カメラレディ):2025年8月22日(金) 17:00
- 発表申込先の選択時に「UWSトラック」を選択。
UWS2025への論文投稿受付は、コンピュータセキュリティシンポジウム2025(CSS2025)への論文投稿受付と共通となっております。
UWS2025でのご発表を希望される場合、発表申込の手続きにおいて以下の作業をお願いいたします。
UWS2025企画
UWS招待講演
本講演では、サービスデザイン・人間中心設計・情報設計の専門家である大橋正司氏をお招きし、セキュリティ・プライバシーと高いユーザビリティを両立させるチームビルティング手法の紹介や、サービスデザイン・人間中心設計・情報設計の視点から複雑に交差する環境の中でセキュリティ・プライバシーをどのように設計すべきかを講演いただきます。後半はパネルディスカッション形式で、ミクロ・マクロの視点、過去・現在・未来の視点など、さまざまな視点軸で話題を深掘りします。
[キーノートスピーチ]
つながる世界の安全設計:人間中心で取り組むセキュリティ・プライバシーの実装戦略
〜サービスデザインの視点から紐解くプライバシー・セキュリティ・ユーザビリティの共創〜
大橋 正司 (サイフォン合同会社 / 人間中心設計推進機構 / 武蔵野美術大学)
[パネルディスカッション]
パネリスト
- 大橋 正司 (サイフォン合同会社 / 人間中心設計推進機構 / 武蔵野美術大学)
- 大木 哲史 (静岡大学)
- 島岡 政基 (セコム株式会社)
モデレータ
坂本 一仁 (静岡大学)
UWSチュートリアル
統合が生み出す知のデザイン:混合研究法の基礎と応用
講師:稲葉 光行 先生(立命館大学)
近年、複雑化する社会・技術環境における人間の行動や相互作用を理解し、新たな知のデザインを構築するための方法として、量的・質的データを統合的に扱う「混合研究法(Mixed
Methods
Research)」が注目を集めている。混合研究法は、単に量的・質的アプローチを併用するのではなく、両者を統合することで新たな知見(メタ推論)を創出することを目的とする方法論である。本講演では、その哲学的背景や研究デザインの基本構造を概説し、ジョイントディスプレイを用いた統合の実践例を紹介する。さらに、データソースや分析手法に柔軟性をもたせた新たな潮流「混合型分析」の動向を展望する。
UWSパネルディスカッション
近年、ユーザブルセキュリティ・プライバシー研究における「透明性(Transparency)」が国際的に注目されています。研究成果の再現性、データやコードの公開、倫理的配慮の明示など、研究の信頼性を支える仕組みが求められています。本パネルでは、SOUPS
併催ワークショップ “Transparency @ SOUPS” や USENIX Security 2025論文 “How Transparent is Usable Privacy and
Security Research?”、USENIX 2024論文"How WEIRD is Usable Privacy and Security
Research?"(著者による紹介)を紹介し、国内の研究コミュニティとしてどのように透明性を高め、信頼されるセキュリティ研究を進めていくべきかを議論します。登壇者による報告と意見交換を通じて、「研究の透明性」が今後の学術文化と実践に何をもたらすかを共に考えます。
パネリスト
モデレータ
金岡 晃 (東邦大学)
UWSワークショップ
このワークショップでは、あなたの研究における人を対象とした調査研究(ユーザスタディ)の可能性を共に議論し、具体的な調査計画を協力しながら作成していきます。ワークショップで出来上がった計画を持ち帰り、自身の研究にユーザスタディを取り入れて発展させましょう。
想定参加者: CSS2025論文発表(共著)者
- 研究にユーザスタディを取り入れたい
- ユーザスタディの知識はあるけど、調査計画に困っている
- なかなか1人で進められない
想定参加者: CSS2025参加者
- ユーザスタディに興味がある
- 将来的に研究にユーザスタディを取り入れたい
- ユーザスタディの計画立ての参考にしたい
ワークショップの詳しい内容はこちらのスライドをご確認ください。グループワークは現地参加者のみとなります。当日の参加も可能ですが、参加者多数となった場合は事前に参加申込をされた方を優先いたします。
参加申し込みはこちら
ファシリテータ
坂本 一仁 (静岡大学)
協賛