論文賞について

コンピュータセキュリティ研究会 (CSEC)では、コンピュータセキュリティシンポジウム(CSS)において優秀な論文の発表を自ら行い、懇親会等での討論や参加者との親睦を通じてCSSの盛会に寄与した講演者を表彰することを目的としたCSS論文賞を設けております。 <> CSS論文賞には、意欲的な独創性を有する論文を表彰することを目的とした優秀論文賞と将来性のある学生を奨励することを目的とした学生論文賞の2つの論文賞があり、その年に開催される懇親会にて表彰する予定にしております。 <> 各論文賞の要件は次のとおりです。 <>

優秀論文賞

論文集に掲載され、かつその 講演者が懇親会に参加する 論文を審査対象とする。
過去の受賞経歴を問わない。

学生論文賞

論文集に掲載され、かつその 学生が懇親会に参加する 論文を審査対象とする。
ただし、過去に学生論文賞を受賞した者が講演する論文は審査対象とならない。
また、学生には社会人特別選抜またはそれに類似する制度で入学した者を含めない。

なお、CSS論文賞の選考は、当該分野に関して高い専門的知識を有する査読者2名による1次評価とプログラム委員会による2次評価の2段階からなります。

受賞者

優秀論文賞

連言・選言アクセス構造を実現する高速(k, n) 閾値法
栗原 淳((株)KDDI研究所)
乗算を用いた指数のランダム化対策への電力解析
伊藤 孝一 ((株)富士通研究所,東京工業大学)
情報セキュリティ対策におけるモチベーションの構造に関する研究
菅野 泰子 (中央大学,(独)情報処理推進機構)
多重仮説における逐次確率比検定を用いたIDレス生体認証の高精度化
村上 隆夫((株)日立製作所)

学生論文賞

攻撃メッセージのエミュレーションによる振る舞いの解析
嶋村 誠 (慶應義塾大学)
プロセスレベルの仮想化を用いたマルウェアの挙動解析システム
安達 悠 (電気通信大学)
レイヤ7プロトコルの情報を用いたサーバの脆弱性発見
北川 貴久 (慶應義塾大学)
One-Time Sealed-Bid Auction with Non-Transferable Winning Bid Notification
Elliot T. Taniguchi (University of Tokyo)
離散対数問題の困難性に基づくCertificateless Signatureの一方式
福田 拓也 (横浜国立大学)
時間的曖昧入力方式による覗き見耐性画像認証方式
山本 匠 (静岡大学)

過去の受賞論文

過去の受賞論文は こちら