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PWSCUP2016の会場の様子です.
2016年10月11日--13日に秋田で開催されましたPWSCUP2016の受賞者は下記のように決定しました. おめでとうございます.
- 優勝チーム
- チーム名: T-AND-N
- メンバー: 中川拓麻, 出町彰啓, 高山晃一, 荒井ひろみ,
中川裕志(東京大学)
- 準優勝チーム
- チーム名: シライ5000
- メンバー: 岡田莉奈, 正木彰伍, 濱田浩気
(NTTセキュアプラットフォーム研究所)
- 第3位チーム
- チーム名: 鋼鉄の錬金術師
- メンバー: 波多野卓磨, 大坪正典, 江守崇
(新日鉄住金ソリューションズ株式会社)
- 再識別賞
- チーム名: 鋼鉄の錬金術師
- メンバー: 波多野卓磨, 大坪正典, 江守崇
(新日鉄住金ソリューションズ株式会社)
- 再識別賞
- チーム名: ステテコ伊藤2
- メンバー: 伊藤聡志, 原田玲央, 岡本健太郎, 田中司
(明治大学総合数理学部)
スケジュール、参加チーム一覧、評価指標・サンプルプログラムなどを記載した
ホームページ
を公開しました.
参加条件
- 複数組織の共同参加も認めます.
- PWS Cupに参加するにはチームの中の少なくとも1名はCSS2016の参加申込が必要です.
コンテスト課題
- 匿名加工コンテスト部門: 顧客情報データ(マスター M)と購買履歴データ(トランザクション T)を安全に,有用性を残して匿名加工したデータ(T')と顧客IDと仮名IDの対応表(F)を提出する.
- 再識別コンテスト部門: 匿名加工されたデータ(M',T')と元の顧客情報データMと購買履歴Tを与えて,推察した対応表F'を提出する.
※ 1, 2の両方に参加すること. 1のみという参加も認めるが本戦では選外とする.
※使用するソフトウェアやOSには制限を加えない. 参加者は自分の実験環境を会場に持参する. ネットワークに繋いでもよい.
共通データセット
UCI Machine Learning RepositoryのOnline Retail Data Set (2010年から1年8か月分の英国のオンライン小売店での購買履歴データ,8属性,541,909レコード)を利用予定です.このデータに対応した,顧客データベースの合成データを提供します.
PWS Cup参加エントリー申込期間 |
7/27(水)〜 8/16(火) |
予備戦(匿名加工データ提出) | 8/25(木)~ 9/20(火) |
予備戦(再識別データ提出) | 9/26(月)〜 10/3(月) |
本戦(匿名加工・再識別) | 10/11 (火) 9:30 |
最終プレゼン, 評価結果発表 | 10/12 (水) 10:35 |
※予備戦は,スケジュールに沿ったオンラインでの対戦,本戦は当日会場での一斉対戦と計画しています.
両方の成績を総合して総合優勝を決める予定です.
※システム準備の都合のため,上記日程より予告なく変更する可能性がありますことをご了承ください.
※参加申込されたチームには,顧客データセットなどをお知らせします.
※スケジュールは予告なく変更する可能性があります.
参加申し込みは
こちら
から次の情報を入力してください.
*************************************************************
a. チーム名
b. 代表者の氏名と所属
c. 代表者の連絡先(連絡先,メールアドレス)
d. 参加者リスト(氏名と所属)
e. チームのキャッチコピー
f. 加工に用いたプログラムの公開の可否
g. 参加者の氏名および所属の公表の可否
h. 会場で撮影された写真の公開の可否
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- 学生はチーム代表者になれません. チーム代表者は, PWSや発表に必ずしも出場する必要はありません.
- PWS 2016/CSS2016参加者は会場内の指定エリアから見学いただけます.
- サンプルの匿名加工データ, 匿名加工プログラム, 再識別プログラム, 有用性評価関数, 安全性評価関数のソースコードを参加者に提供予定です.
- 参加申込後に, 本選の出場をキャンセルすることも可能です.
- チームの人数制限はありません. 一人からでも参加出来ます.
1) 匿名加工・再識別コンテストIce & Fireの設計
菊池 浩明 , 山口 高康 , 濱田 浩気 , 山岡 裕司 , 小栗 秀暢 , 佐久間 淳
コンピュータセキュリティシンポジウム2015論文集,2015(3),363-370 (2015-10-14)
2)
PWS CUP 匿名加工・再識別コンテスト"Ice and Fire" 競技ルール
3) 匿名加工・再識別コンテスト PWSCUP2015の報告と匿名加工方法の評価
菊池 浩明 , 山口 高康 , 濱田 浩気 , 山岡 裕司 , 小栗 秀暢 , 佐久間 淳
暗号と情報セキュリティシンポジウム2016論文集
4) Ice and Fire: Quantifying the Risk of Re-identification and Utility in Data Anonymization
Hiroaki Kikuchi, Takayasu Yamaguchi, Koki Hamada, Yuji Yamaoka, Hidenobu Oguri, Jun Sakuma
The 30th IEEE International Conference on Advanced Information Networking and Applications(AINA 2016),Crans-Montana.Switzerland,2016-5
5) 匿名加工・再識別コンテストを通じた情報流通プラットフォームの検討
小栗 秀暢 , 黒政 敦史 , 松井 くにお
研究報告コンピュータセキュリティ(CSEC),2016-03
[ PWS MEETUP発表資料 at 2016/3/2 ]
匿名加工再識別コンテスト2015振り返り
山岡 裕司(富士通研究所)
全部門第一位チーム「ψ沈黙のジャスティスψ」が解説する最強の匿名加工技術
濱田 浩気(NTTセキュアプラットフォーム研究所)
2016年度コンテストの計画について
菊池浩明(明治大)
PWS CUP WG pwscup@ml.meiji.ac.jp
担当(小栗)