ブロックチェーンセキュリティワークショップ(BWS)
BWS(Blockchain Security Workshop)について
概要
ブロックチェーン技術は,暗号資産のみに留まらず,暗号技術,ネットワークセキュリティ,IoT機器,医療,金融など様々な分野で注目を浴びています.ブロックチェーンを用いた今後の研究や,これを対象とした学術的な研究を促進するには,最新のブロックチェーンセキュリティ技術やその動向を学術界と企業の間で円滑に共有することが重要です.
BWS 実行委員会は,サイバー攻撃対策と暗号技術の両面からブロックチェーンセキュリティの研究を推進し,セキュアなブロックチェーン技術を発展させることを目的として,コンピュータセキュリティ(CSEC)研究会内に設置された委員会です.
本ワークショップでは,特にサイバー攻撃対策と暗号技術の両面からブロックチェーンセキュリティの研究成果を企業と学術界で共有するだけでなく議論・交流を活発にし,技術の普及を促進します.
トピックス
- 暗号資産とウォレット
- 暗号プロトコルとブロックチェーンへの応用
- Web3 フィッシング/詐欺
- エンタープライズブロックチェーン
- 簡潔非対話型ゼロ知識証明
- コンセンサスアルゴリズム
- 自己主権型アイデンティティ
- スマートコントラクトと脆弱性評価
- 匿名/検証可能クレデンシャル
- 非代替性トークン (NFT)
- ブロックチェーンデータセット
- ブロックチェーン相互運用性, クロスチェーン技術
- ブロックチェーンとサイバー攻撃対策
- ブロックチェーン向けアクセスコントロール, 認証, トラスト管理
- ブロックチェーン利用型IoTシステム
- ブロックチェーン利用型暗号プロトコル
- ブロックチェーン利用型非中央集権システム
- プライバシー保護技術とブロックチェーンへの応用
- 分散型金融 (DeFi)
- マルチ/集約署名
論文賞
BWS への投稿論文は CSS の論文賞対象となります.
BWS イノベーション研究賞
BWS セッションにおける発表論文のうち,ブロックチェーンセキュリティにおける「新たな視点・学際的な技術融合に関する研究・開発」が高く評価された論文を表彰します.
選奨規定はこちら.
BWS 実行委員会
- 委員長
- 委員(50音順)
- インミンパパ (横浜国立大学)
- 江村 恵太 (金沢大学)
- 須賀 祐治 (インターネットイニシアティブ)
- 高橋 大成 (筑波大学)
- 中西 透 (広島大学)
- 長谷川 佳祐 (セコムIS研究所)
- 矢内 直人 (パナソニック(株))
- 吉岡 克成 (横浜国立大学)