論文賞
CSS2019論文賞 受賞者
CSS2019最優秀論文賞
2D3-4: 広域スキャンで収集した応答を用いた全ポート待受型Webハニーポット
2C4-3: Voice Assistant アプリの大規模実態調査
CSS2019優秀論文賞
1E1-1: Faster Generation of Multiplication Triplets with Trusted Execution Environments
1C2-3: 単一フックポイントのゲストOS監視による検知可能な権限昇格攻撃の拡大とオーバヘッド削減の実現
2E2-2: ユーザのセキュリティ対策行動における心理的な要因の影響評価
3D1-2: IDベース暗号における強秘匿匿名性と識別不可能性の等価性
3A2-5: スクリプト実行環境に対するマルチパス実行機能の自動付与手法
3D3-3: An Efficient MQ-based Signature in the QROM
4C2-3: 悪性Webサイトに到達しやすい危険検索単語の検
CSS2019学生論文賞
1F1-2: Low-latency ブロック暗号に適した線形層の設計
1F2-3: ノンインタラクティブな秘密計算上でのセット極大マッチの列挙
1C2-4: 重要サービスの動作不可視化手法における仮想計算機停止の回避
1C3-2: 単語レベルの言語モデルを用いた悪性PowerShellの検出
2F4-1: ランダムカットのみを用いるコミット型ANDプロトコルの改良と枚数削減不可能性
3A1-2: サーバ証明書解析によるフィッシングサイト検知
3C1-2: BGPにおける広告元特徴を取り入れた分析による不適切経路広告の検出
4D1-1: クラウドサービス悪用攻撃の大規模実態調査
CSS2019コンセプト研究賞
1C1-2: プログラミング言語に対する ホモグリフ攻撃の実現可能性評価
CSS2019奨励賞
1E3-1: 秘密分散に基づく秘匿全文検索
1E3-4: 実用的な秘密計算ディープラーニングの実現
2E1-1: 欺瞞機構に伴う利便性低下を防止するためのおとりファイル非表示化
2C1-2: BLDAG: Generalization of the Blockchain into Bi-Layered Directed Acyclic Graph
2C2-3: RA: スマートコントラクトの安全性解析にむけたシンボリック実行ツール
2A4-1: マルウェア検知のためのpAUC最大化学習法
3C2-1: 潜在的な重要アラートの推定によるインシデント特定の効率化
3D2-2: (強)フォワード安全な動的検索可能暗号の効率的な構成
3B3-2: 機械語命令列分類の判断根拠を可視化できる深層学習器
4F2-1: 秘密計算AIの実装に向けた秘密実数演算群の設計と実装 -O(|p|)ビット通信量 O(1)ラウンドの実数向け右シフト-
4F2-2: 秘密計算上の一括関数近似とそれを使った正確度の高いロジスティック回帰
論文賞概要
CSS2019では下記の論文賞を設けています.
論文執筆要領を著しく逸脱した論文は審査対象とならないことがあります.
CSS優秀論文賞・学生論文賞
CSS論文賞には最優秀論文賞及び優秀論文賞,学生論文賞があり,CSSプログラム委員会が選考します.CSS論文賞は,下記に示す他の論文賞との重複受賞が可能です.詳しくは,CSS論文賞についてをご参照ください.
MWS論文賞
MWS実行委員会では,MWS優秀論文賞,MWS学生論文賞,MWSベストプラクティカル研究賞を設けています.MWSトラックにおける発表論文のうち『マルウェア/サイバー攻撃対策に有効かつ新規性があるもの』,『新たな技術の研究・開発を喚起する研究成果であるもの』,『他の研究の参考になる研究成果であるもの』,『マルウェア/サイバー攻撃・対策の現状・実態を明らかにする実験・調査であるもの』などの評価基準により,MWSプログラム委員会が各1件を選出します.なお,MWSベストプラクティカル研究賞については,論文としての完成度ではなく,実用性や有用性に優れた研究成果を評価するものです.詳しくは,MWS2019のWebページをご参照下さい.
PWS論文賞
PWS実行委員会では,PWS優秀論文賞,PWS学生論文賞を設けており,PWSトラックにおける発表論文のうち『プライバシー保護技術の発展』や『プライバシーリスクの正しい啓発』にとくに貢献すると認められる論文1編または数編を,PWS実行委員会の定める選考委員会における審議を経て表彰します。詳しくはPWS2019のWebページをご参照下さい.
UWS論文賞
UWS実行委員会では、UWS論文賞を設けました。UWSセッションにおける発表論文のうち、セキュリティ・プライバシーと高いユーザビリティを両立させるような、技術だけではない分野横断的な研究の発展とその成果普及の促進へ貢献すると認められる論文1編を、CSSプログラム委員会UWSトラックのプログラム委員による審議を経て決定し、当該論文の著者全員を表彰します。詳しくはUWS2019のWebページをご参照ください。
コンセプト研究賞
論文集に掲載されたすべての論文を審査対象とし,論文賞には到らなかったが,新規性が極めて高い論文がある場合に表彰します.
奨励賞
論文集に掲載されたすべての論文を審査対象とし,論文賞には到らなかったが,評価者の評価が高かったもの,新規性の評価が高かったものを,今後への期待や激励の意味を込めて表彰します.
CSS論文賞について
本シンポジウムでは,コンピュータセキュリティ技術の発展や啓発に寄与する論文の著者を表彰することを目的としたCSS論文賞を設けております.CSS論文賞には,新規性,信頼性,実用性を兼ね備える優秀論文を表彰する最優秀論文賞及び優秀論文賞と,将来性のある学生を奨励する学生論文賞があり,会期中の表彰式にて同年の論文賞を表彰しております.各論文賞の要件は次のとおりです.
- CSS最優秀論文賞(最大2件程度)
論文集に掲載されたすべての論文を審査対象とし,新規性,信頼性,実用性の観点で特に優れた論文が発表された場合,その著者を表彰します.過去の受賞経歴を問いません. - CSS優秀論文賞(4件程度)
論文集に掲載されたすべての論文を審査対象とし,新規性,信頼性,実用性の観点で優れた論文の著者を表彰します.過去の受賞経歴を問いません. - CSS学生論文賞(10件程度)
論文集に掲載された論文のうち,講演者が学生の論文を審査対象とし,新規性,信頼性,実用性の観点で優れた論文の著者を表彰します.ただし,過去に学生論文賞を受賞した者が講演する論文は本賞の審査対象とはなりません.また,学生には社会人特別選抜またはそれに類似する制度で入学した者を含めません.
CSS最優秀論文賞及びCSS優秀論文賞と学生論文賞の選考は,当該分野に関して高い専門的知識を有する査読者2名による1次評価,各トラックのプログラム委員会による2次評価,トラック横断で各賞を最終選考する3次評価の3段階からなります.