招待講演―Invited Talk―

 

講演タイトル

SCISとAsiacryptの誕生秘話(スライドを公開していただきました)

 

講演者

松本 勉
横浜国立大学 大学院環境情報研究院 教授
産業技術総合研究所 サイバーフィジカルセキュリティ研究センター センター長

 

日時

2023年1月25日(水) 16:30~17:30

 

会場

リーガロイヤルホテル小倉4階ロイヤルホール

 

講演概要

    知っている人には当たり前だが還暦前の方々にはほとんど謎だと思われる、どのように暗号と情報セキュリティシンポジウムSCISや国際会議シリーズAsiacryptが誕生したのか、当時の状況をご紹介する。併せて今後の暗号・セキュリティ分野に対する期待を展望する。

略歴

    1986年東京大学大学院工学系研究科電子工学専攻博士課程修了、同年より横浜国立大学勤務。
    2001より同大学・環境情報研究院 教授。同大学 先端科学高等研究院 情報・物理セキュリティ研究ユニット 主任研究者。
    2018年11月から産業技術総合研究所 サイバーフィジカルセキュリティ研究センター センター長。

    1981年から一貫してセキュリティ分野の研究・教育に従事。
    1982年に「明るい暗号研究会」を4名で創設。
    暗号と情報セキュリティシンポジウムSCIS、暗号学国際会議Asiacryptシリーズ、電子情報通信学会の情報セキュリティ研究会、バイオメトリクス研究会、ハードウェアセキュリティ研究会の創設に貢献。
    我が国の各種セキュリティ評価認証制度等の創設・運用にも貢献。
    これまで、日本銀行金融研究所客員研究員、独カールスルーエ大学客員教授、日本学術振興会学術システム研究センター専門研究員、国際暗号学会IACR理事等を歴任。
    現在CRYPTREC暗号技術検討会座長、内閣サイバーセキュリティセンターNISC研究開発戦略専門調査会会長、科学技術振興機構K Program「AIセキュリティ」プログラム・オフィサー、日本学術会議連携会員を兼任。
    電子情報通信学会業績賞、第5回ドコモ・モバイル・サイエンス賞、第4回情報セキュリティ文化賞、2010年文部科学大臣表彰・科学技術賞等を受賞。

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